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【経営情報】

 本ページは過去の経営情報を再掲載しております。

経営者の責務(大企業と中小企業のボーナスに見る)

 

「日本経団連が22日に発表した大手企業の今夏のボーナス妥結状況(最終集計、173社)によると、組合員1人当たりの妥結額(加重平均)は前年と比べて0.08%減の90万9519円となった。前年を下回るのは02年以来6年ぶりだが、2年連続で90万円台を確保した。非製造業(29社)の妥結額は、燃料費の高騰で減益が目立った電力などの落ち込みで前年比1.51%減の84万98円にとどまり、全体を押し下げた。一方、製造業(144社)は同0.20%増の93万2782円だった。経団連は「原油高などが企業収益を圧迫したことで伸び率が約3%だった前年より落ち込み、妥結額はほぼ横ばいになった」と説明している。調査は東証1部上場、従業員500人以上の主要21業種263社を対象に実施した。

毎日新聞 2008年7月22日 19時23分」

 

「大阪府信用金庫が3日まとめた調査によると、夏のボーナスを支給した大阪府内の中小企業の割合が65・6%と、前年調査(68・5%)より2・9ポイント減った。支給企業の割合が減るのは2002年以来、6年ぶりだ。1人あたりの平均支給額も26万2823円と、5年ぶりに前年の夏(26万3789円)を割り込んだ。景気の減速や原油価格の高騰などで、中小企業の経営環境が厳しくなっているためとみられる。調査は大阪府内の1086社を対象に行った。平均支給額は、卸売業以外の全業種で前年夏を下回った。特に従業員20人未満の企業が25万6378円と0・39%下がった。50人以上の企業は32万5037円と0・17%上がっており、格差も広がっている。(2008年7月4日 読売新聞)」


大企業93万円、小企業25万円、これが現実である。中小企業の中には支給していない企業も相当あるだろうから、実態はもっと大きな開きがあるかもしれない。私自身も大企業と中小企業の勤務経験があるから、何となくわかるが、大企業と中小企業の大きな違いは組織の階層であると思っている。ここでは階層の話は省くが、経験上大企業の社員も中小企業の社員もそんなに大きな能力の差はない。あるのは社員が属している器(会社)の大きさである。しかし、このようなボーナスの差を歴然と数値で見ると悲しい思いさえしてくる。

中小企業の経営者の方々!
自社の付加価値をもっと高めるための発想・創造をしていますか?
社員に十分な給料を払える仕組みを創っていますか?

先日ある経営者から「売上は上がっているのに、現預金として残っていない」との話があった。貸借対照表上の説明など必要とも思ったが、その経営者へは、「TOPが残そうという燃えたぎるような意識がないだけです。」と言ってあげた。

 

Pages/20081219
経営者の責務(2)


昨今の世界的な金融不安に端を発する企業業績の悪化が雇用削減へと進んでいる。トヨタやソニー等の世界的な企業の非正規社員・正社員削減は日本経済だけでなく心理的な面も含めて大きな影響を及ぼす。
企業とは何なのか、経営者の責務とは何なのか!経営学的に言えば企業とは、

 

①モノやサービスを社会に提供する
②職場を提供する
③利益を社会に再分配する(地域社会の発展に貢献する)、というふうに言えるだろうか。


ここ数年多くの拝金主義的金融商品ビジネスが破綻に追い込まれている。経営者は今一度自社の経営理念、経営者の責務、思想や原理原則を見つめ直す必要があるのではないか。
昨今の雇用削減に反して、このような時期に対応した「職場の提供」を行う企業もある。例えば、福岡県北九州市の第一交通産業株式会社では「雇用創出プラン6000」として2009年3月までを目途に全国30都道府県のタクシー事業で正社員6,000人採用、住居や資格取得の機会も与えるという。また、居酒屋チェーン「白木屋」の株式会社モンテローザは契約解除の失業者を対象に500人の正社員採用、住居の提供を行うとのことである。

会社はだれのものかという議論が一時言われていたが、当然法律上は株主なのだろうが、本来会社というものは経営者の熱い事業意欲を達成するために資本を募り、その資本で仕入れをし、経営者の熱い事業意欲に共感共鳴する社員を雇用しモノやサービスを社会に提供することである。

つまり、経営者自身は熱い事業意欲を持ち続け、その事業意欲に共感共鳴し就職した社員はその事業が継続し続ける努力をし続けることが大切である。また、自分がやりたいことは何なのかを明確に持ち続けることは経営者でも社員でも当然のことである。


Pages/20090921
経営者の責務(3)


1.   まずは、先頭に立って率先垂範すること
2.   率先垂範は営業、業務はもちろんのこと、社内掃除などもである
3.   会社がどの方向に向うのか明確にする(経営方針、計画、夢)
4.   その方向性を社員と共有する(ベクトルを併せる)
5.   その夢や方向性を365日、24時間考えるのが、経営者の責務
6.   自社の強みが何なのかを常に考え続けること(わが社は何の会社なのか)
7.   企業経営は儲かることではないことを常に頭に置いておく
8.   企業経営は経営者の夢の実現の場である
9.    その経営者に賛同する社員がいて、同じ夢を共有すること
10.  結果、顧客に付加価値を提供することができる
11.  結果、収益に結びつく、利益は結果である
12.  儲かる商売の追及はその場限りである
13.  このために、社員には日々夢を共有する言動をしておく必要がある
14.  人間は同じ事を7回言わないと頭に入らないことを知っておく
15.  企業経営の優劣は夢を実現したいという想いの強さがその優劣の差である
16.  会社内では秘密事は絶対にしないこと
17.  経理数字も全てオープンにすること
18.  試算表に社長勘定は作らないこと(特に資産欄)
19.  株式会社は法人である、社長の持ち物ではなく、法人は人格を持った生き物である
20.  法人と社長個人を公私混同しないこと
21.  社長は自己を犠牲にする場面が多い、しかしそれは自分の夢の実現のためである
22.  自らが社長になると決断した限りは、自己犠牲も社長の責務である
23.  この決断と責務を持っていることが、社長以下との決定的な違いである
24.  コソコソ話しは疑心暗鬼の元となる
25.  社員第一主義を頭に置いておく
26.  ①社員、②仕入先、③お客様の順番を頭に入れておくこと
27.  社長は出来ないことは出来ないとはっきり言うこと
28.  出来ないとはっきり言うことはプライドを捨てることではない
29.  出来ないと言えない事がプライドが無いことである
30.  プライドを捨てる勇気がプライドである
31.  社長と管理職と社員間には人間的差など微塵も無いことを知っておく
32.  社員には生の声で会話を常にすること(携帯やメールは厳禁、業務連絡は除く)
33.  社長は常に外、現場に出ること(得意先、仕入先)
34.  営業マンが受注に苦戦している時は同行営業をし、フォローすること
35.  大きな商談は社長がトップ営業をすること(担当営業マンと意思疎通の上)
36.  その商談の成功は社員の成功とすること
37.  社長は常に情報を収集し、社員との情報交換に務めること
38.  社長は計数に強くなること
39.  朝令暮改は問題なし、但し改める理由を明確に社員に説明すること
40.  頭で考える前に即行動すること
41.  経営者は孤独である、10人の信用できる相談相手を持つこと
42.  相談することは恥ではない、相談しないことが恥じである
43.  社内の明るい環境づくりを演出すること
44.  全ての来訪者(郵便屋さんも)に明るく挨拶を全員がすること
45.  社員との約束事は必ず守ること、また社員にも必ず守らせること
46.  とにかく社員を引っ張っていくことである、社員=家族と思うことである


以上が出来なければ、また今出来ていなくても今後出来るという意気込みがなければ社長職を返上すること

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